大会初心者・未経験者向けアドバイスとFAQ
マラソン大会初心者や未経験者の方なら、初めての大会前には不安になるものです。思わぬアクシデントが起こるかもしれないと、緊張で眠れないこともあるでしょう。
ここでは、楽しみながら走ることをサポートするUNITED STYLEが、マラソン大会初心者や未経験者向けにフルマラソン完走のためのアドバイスをいたします。
マラソン初心者や未経験者へ!完走するために大切な3つのアドバイス

がんばってトレーニングをしてきたとしても、マラソン大会となると緊張するものです。特にマラソン大会初心者や未経験者の場合、準備不足はないか、最後まで走れるかなど、不安になることもあるでしょう。
ここでは、UNITED STYLEがマラソン初心者に知っておいてほしいフルマラソン完走のための3つのアドバイスをご紹介します。
◆マラソンを完走するためのアドバイス1「とにかく楽しんで」
マラソンは学生の頃に経験した持久走ではありません。自分で走ろう!と決めた素晴らしい一歩です。マラソン大会前日は、不安と緊張で眠れないかもしれませんし、レース途中でキツイ・つらいと思うかもしれません。
それでも楽しむことを忘れてはいけません。応援してくれるご家族や仲間のことを思い、沿道にも目を向ける余裕を持ちながら走ることを楽しみましょう。
◆マラソンを完走するためのアドバイス2「走る距離を少しずつ伸ばしておこう」
準備をせずにいきなりマラソン大会に出場するのは無謀です。フルマラソンを侮ってはいけません。数ヶ月前から週1~3回の頻度で走る習慣をつけて、徐々に走る距離を伸ばすようにしメリハリをつけましょう。
つらくなった場合は、少し歩いてもOKです。目安は20kmまたは3~4時間。丁寧に準備し慣らしていくことが、完走、そして次のステージへと近づけてくれるでしょう。
◆マラソンを完走するためのアドバイス3「マイペースを守ろう」
いざ走り始めると、周りのペースに乗せられて、速めに走ってしまいがちです。そうなると、完走が厳しくなるので、マイペースを崩さないように落ち着きましょう。
多くの大会では1km刻みに表示が出ています。いきなり飛ばすのではなく、最初の10kmはウォーミングアップのイメージで、ゆっくり調子を上げていけるといいでしょう。
UNITED STYLEは、マラソンを通して、走ることを楽しみたい、より高い目標を目指したい人を応援いたします。
いざマラソン大会へ!健康管理?食事指導?レース初心者のためのアドバイスQ&A
マラソン大会にエントリーはしたものの、まだまだわからないことがたくさんあるという大会未経験者の方向けにUNITED STYLEが、Q&A形式でアドバイスいたします。
Q:当日はどんなウェアを選べばいいですか?
A:1番のポイントは、「汗をかくか」です。基本的には速乾性が高くサラサラした素材のものを選び、走っている途中でも、着脱のしやすいフルジップのウィンドブレーカーやアームウォーマーをつけて走りましょう。また、筋力不足や膝に不安がある場合はサポートタイツもおすすめです。筋肉のブレを抑えて、力を無駄なく走ることに繋げられます。
Q:絶対に必要なアイテムはありますか?
A:腕時計です。制限時間の確認やオーバーペースを防ぐための必携品です。
Q:あると便利なアイテムは?
A:サングラス・帽子です。夏場ではなくても暑くなることもありますので、直射日光による紫外線疲労を避けましょう。また、エネルギーゼリーも便利です。途中の給水所での補食でも賄えますが、場合によっては無くなっていることもあります。ポケットやウェストポーチにお守り代わりとして1・2個入れておきましょう。
Q:脇ずれ、股ずれ、足のまめが心配です。
A:フォームを修正するべきですが、レース当日は事前に軟膏を塗り込む、テーピングでカバーするなどで予防しましょう。
Q:マラソン大会用にシューズは新調した方がいいですか?
A:新品は靴擦れが、使い古しはクッションの劣化が心配です。それらを避けるため、何度か履き慣らしたシューズで大会に出るとよいでしょう。
Q:前日も練習すべきでしょうか?
A:前日は走らないでOKです。忘れ物(ゼッケン止めや携行品のチェック等)がないか、しっかりとチェックしておきましょう。
Q:当日のウォーミングアップはどうすればいいですか?
A:初心者の場合は、無理にする必要はありません。走る場合は、10分程ジョギングをし、関節部位の動きを良くするくらいで充分です。「最初の5~10㎞がウォーミングアップ」という気持ちで、遅いペースから少しずつ上げていくといいですね。
Q:レース当日におすすめの朝食は?
A:普段通りでOKですが、緊張で消化が遅くなれば、未消化のまま走ることとなり、腹痛を起こすことも。消化のことを考え、脂っこいものや食べ過ぎに注意しましょう。シンプルな食事、もしくは、宿泊先ならおにぎり2~3個で充分です。
Q:レース中の水分やエネルギーの補給は?
A:水分は一気に取ってしまうとトイレが近くなってしまいますので、給水所ごとに小まめに(コップ1杯)取るようにしましょう。エネルギーは、10㎞弱走ったら近くの給水所の補食を取るくらいのリズムがおすすめです。
Q:レース中、体に異変を感じたら?
A:まずは無理せずに歩きましょう。歩いているうちに回復する時もあります。気持ちを逸らすためにも、沿道の応援や景色に目を向けてみるのもよいでしょう。
Q:レース後のアフターケアは必要ですか?
A:まずは、水分を少しずつ取りながら、口に通る食べ物を食べてリカバリーを促しましょう。筋肉が傷んでいる時のストレッチは逆効果になることもありますので、注意が必要です。