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走るための【調整法】



マラソンシーズンも終わりの時期になりましたが、今シーズンはどんなレースの内容でしたでしょうか?

「念願の自己ベスト更新!」

「35㎞からのキツさに耐えきれなく…」

毎回のレースごとに、様々な感情を抱いてゴールをされると思います。

そんな大事なレースで後悔しないためも最善を尽くして準備をしていきたいですよね!?

特に数倍の抽選倍率で当選したプレミアム大会に至っては、可能な限り良い状態で臨みたいですよね!?

そのための準備として、『ピーキング』がカギとなってきます。

 

ピーキングとはレースに向けて自分の持つ能力を最大限にまで高めることであります。

そのピーキングを達成するための1つの手法として「テーパリング」というやり方があります。


テーパリングはグラフの右肩上がりになる矢印の『過程』を指します。

ランナーの方ではよく耳にすると思いますが

 ・1ヵ月前の30㎞走

など、色々な方法論がありますね💡

そんな、テーパリングもやはり侮れないものであるということが研究報告でも明らかになっています。

科学研究方法でも最も信頼レベルの高い「メタ・アナリシス」を用いた報告では

”最適なテーパリングによって3%のパフォーマンス向上が期待できます!”

Mujika, Inigo, and Sabino Padilla. "Scientific bases for precompetition tapering strategies." Medicine & Science in Sports & Exercise 35.7 (2003): 1182-1187.

この「3%」、サブ3を目指すランナーであればやるとやらないで『5分もの差』になります!

サブ4・サブ5ではもっと大きな差にもなってきます!

「最後残り5㎞で失速してしまった…」

「あと数分で目標達成できたのに…」

「お腹の痛みが無ければ…」

そんなこと、ありませんでしたか?

ピーキング、テーパリングの方法を知って実践することで、より100%に近い状態で臨むことが可能になってきます!

 

多くの方はシーズンが終わり、「秋はどの大会に出ようかな?」と考える時期でもあると思います。

それと同時に、

 ・今シーズンの大会の結果はどうだったか?

 ・最後の調整はうまくいっていたのか?

 ・大会前の練習で慌てて追い込み過ぎたり、休み過ぎたりしてなかったか?

今一度今シーズン練習・大会の振り返りをして、来シーズンのレースに備えてみましょう!

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